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長野県伊那西部土地改良区連合によく頂くご質問をまとめました。
本当です。
畑や水田が水を溜めることで、洪水などの災害を未然に防止し、また急激に水が流れず、徐々に地下にしみ込むために、土砂が流されることもなく豊かな土壌を守り、ひいては国土の保全にもつながります。また地下水の供給により地盤沈下を防ぎます。さらには大気の浄化にも役立っているのです。本来の農業は自然を知り、活かしてゆく仕事 でもあるのです。
地域のみんなのために 役立っています。
用水の持つ多面的公益性として、農業以外での生活用水として暮らしに役立っています。また人々にやすらぎをもたらしたり、自然の生き物たちを養う潤いの水として直接・間接的に我々の生活を潤してくれています。その他にも防火用水等、ふだんわたしたちが気付かないところで地域のために役立っています。
「水」と「田畑」と「道」の整備です。
大きく3つの事業に分けることができます。1つめは「かんがい事業」、伊那西部の広大な台地は昔から水が不足していました。そこへ水をポンプで上げ、大規模に農業ができるようにしたのです。2つめは「畑地帯整備事業」。引いてきた水を使いやすく、農作業をし易くするため様々な工事をしました。3つめは「農道事業」。伊那谷を南北に貫く道路を通し、農耕車はもちろん地域のためにも日々役立っています。
地域の農村活性化のために役立つことをしていきます。
戦後の工業化に伴い、地域の農村は衰退してゆく一方でした。しかし21世紀に入り、再びかつての日本の農村の価値が認められはじめています。食糧の供給という観点からだけの農業ではなく、地域住民、都市生活者たちの癒しの場としての価値も認められつつある農村。そのために必要なくらしの水を供給する事によって、緑豊かな景観を提供してゆきます。また関連するレクリエーション施設等、人と水のよりよい関係を築いていきたいです。